日ごとに高度化する医療技術に対応できる設備機器と専門の技術をもって、 治療環境の充実を目指します。
当院では、心臓疾患に対する心血管撮影とカテーテル法による治療を行う専門装置として、高画質・低被ばくを実現したデジタル画像処理装置「Trinias」(島津製作所製)を国内第1号機として導入しています。心臓はもちろん、下肢血管を中心とした全身の血管の診断、治療を積極的に行っています。
この血管撮影装置を用いて心血管疾患の検査・診断・治療を行っており、さまざまな血管病変に対するカテーテル治療、緊急症例等に対応することができます。この他、検査を受ける方の放射線被ばく低減を十分に考慮したシステムですので、安心して検査・治療を受けることができます。
本装置ではフィリップス社CT独自の画像処理技術(i-Dose4)の導入により従来のCT装置よりも少ない被ばく線量で、短時間かつ高精細な画像の撮影が可能となりました。
当院では、単純CT検査のほか造影CT検査も行っており、造影剤を使うことで単純検査ではわかりにくい病変や血管等の描出が可能となります。
腹部単純+造影検査
胸部単純検査
下肢造影検査
また当院では心臓の冠動脈CTも行っています。心臓カテーテル検査に比べ短時間で患者様への負担も少ない検査となっており、狭心症や心筋梗塞等の心疾患を早期に発見することが可能です。
他院からの紹介患者様の検査も行っております。お気軽におこしください。
装置説明:GE Vivid 7
頸部・腹部・下腿などの部位に応じた超音波プローブを用いて、血管形状及び血流の評価・病気の原因部位の特定などに用いています。
検査方法:ベットに寝ていただくか、座位などでプローブや部位にゼリーをつけて検査を行います。痛みを伴わず、治療前・後など繰り返し検査が可能です。
自家発電設備を備え心臓血管外科、整形外科(人工関節)消化器外科、肛門科の手術に対応できるクリーン度を備えています。
▲内視鏡による胆石症の手術の模様
(腹腔鏡下胆嚢摘出術)
装置説明:フジノン東芝 EPX-4400 システム Sapientia
電子内視鏡にて、食道・胃・大腸などの検査を行なっています。内視鏡の画面は検査を受ける方ご自身も見ることができるよう、液晶モニターを装備しています。上部消化管(食道・胃)検査には鼻から行なう「経鼻内視鏡」と、従来の口からの「経口内視鏡」もいずれも行なっています。経鼻内視鏡検査は薬剤の使用も少なく、スコープが細いので「おぇっ」という「のど」の反射も減り比較的楽に検査ができます。
鼻の中が特別狭い方以外は、鼻粘膜の表面麻酔で検査が行なえるため、今まで内視鏡を飲めなかったほとんんどの方でも検査ができておられます。しかし、ポリープを取ったり小さな病変が疑われるなど精密な検査には口からの内視鏡が必要です。 下部消化管(大腸)検査は腸の中をきれいにするお薬を飲んでいただきますので、事前に予約が必要です。
装置説明:ToYoメディック社製 Discovery X線骨密度測定装置
骨粗鬆症の予防と治療のために、骨密度を測定する装置です。
検査は短時間で出来、過去のデータとの比較も可能です。
装置説明:カネカ PAD3000
足先の血液の循環が悪くなったときの重症度の評価に役立ちます。特に動脈硬化が進行している患者さま(慢性的な安静時疼痛がある場合や、壊死、潰瘍、足趾の切断がある。)には、非常に適した検査装置です。
検査方法:ベッドに寝ていただき、主に足背や足底部にレーザーセンサをおいて圧力カフを巻き、自動的に圧力がかかり測定されます。ほとんど痛みもなく、治療前・後で繰り返し検査が可能です。